ポイント・トゥ・ポイント (P2P)

カテゴリ: LCC基礎知識
ポイント・トゥ・ポイント (P2P)

ポイント・トゥ・ポイント(P2P)方式とは?

ポイント・トゥ・ポイント(Point-to-point)とは、ある都市と別の都市を「直行便」で直接結ぶ運航方式のことです。LCCの基本的な路線ネットワーク戦略となっています。対義語は、大手航空会社が採用する「ハブ・アンド・スポーク」方式です。

LCCがP2Pを選ぶ理由

LCCは、需要がある二点間を直接結ぶことで、以下のメリットを追求しています。

  • 効率性: 乗り継ぎ調整のための待ち時間が不要で、機材の回転率を高めることができます。
  • 需要の開拓: これまで直行便がなかった地方都市間(例:チェンマイからプーケット、ダナンから釜山など)に路線を開設することで、新たな観光需要や往来創出を狙います。
  • 遅延の波及防止: ハブ空港を経由しないため、ある便の遅延がネットワーク全体に連鎖的に広がるリスクを低減できます。

旅行者へのメリット

旅行者にとっても、目的地まで最短時間で移動できるという大きなメリットがあります。特に東南アジアのような多島海地域や、陸路移動が大変なエリアでは、LCCによるP2Pネットワークの拡充が、周遊旅行の自由度を劇的に高めています。